‘仲良し家族’を実現!広々平屋建ての「住育の家」新築設計・・岡山県Aさま
今後の夢は、いつの日か「住育」について、この素敵な家をモデルに世の中の人たちへ家族仲良く住まうことの大切さを伝えてけるようになりたいと思っています♬
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家に住み始めて一年半がたちました
この家に住み始めて一年半ほど経ちました。 初めてせつ子先生の京都の事務所をおたずねしたのが2013年7月。 長女3歳、次女はまだ5ヶ月の赤ちゃんでした。 暑い京都にベビーカーを押してお邪魔したのがもう4年も前だなんて驚きです(笑) 当時は長女の小学校入学のタイミングにあわせて家を建てようと考え始めていた時期で、 夫婦の間では夫の実家をリフォームして二世帯住宅として住まうことを考えていました。 家を考えるにあたって、以前インターネットで見かけた「住育」という言葉が頭の中にあり、心の中ではせつこ先生にお願いしたいとずっと考えていました。 家事や育児をするのはほとんど女性であり、それを少しでも楽にしようとして下さる女性建築士さん、 しかも片づけもできるようになって家相や風水まで見て下さるなんて一石三鳥、四鳥よ! といった具合で夫を説得しました。 「確かに。オレ仕事ばかりで家にいる時間少ないよな。女性が家の中をつくっていくのは同感だ。」 と言ってくれ、すぐに勢いで、引越しの時期や家相、リフォーム可能かどうか等をみてもらおうと新幹線に 乗り京都まで出かけたわけです。
設計を申し込む段階になって、夫が反対・・・
結局、リフォームするよりも新しい土地を見つけ新築する方向になったのですが、図面の鑑定までは 何の反対もしなかった夫が、いざ設計をお願いするとなった時に大反対。 建築関係の会社を経営しているため色々な工務店の新築現場に入る彼は 「大体間取りは どこも同じようなもの。それなのに設計料が高すぎる!工務店に頼めば無料で図面を書いてくれるんだぞ!」と。 夫は日々さまざまな家を見ていますが、私にとっては家を建てるのは初めてで、 どういう土地を選べばよいのか、どのように間取りを決めるだとか、全てが分かりませんでした。 だからこそ、私たちに寄り添って一生に一度しか建てる事が出来ない家を一緒に考えてくれるせつ子先生にお願いしたい! 家族が仲良く過ごせる家を作りたい! そうでなければ私は新しい家で「ただ暮らすだけ」の 生活をします!と、 なかば「脅した」結果、夫は降参。 無事にせつ子先生に設計を依頼することが出来のです(笑) こうして2014年12月 希望通りの工務店・土地も見つかり、ワクワクな家づくりがスタートしました。
新居完成!いよいよ引越しだ~!
そして、2015年12月、いよいよ新居完成!年末年始は引越しだ~!という時期に わたしに乳ガンが発覚しました。 春から長女は保育園卒園&小学校入学、次女は保育園転園 わたしは遠距離通勤になる、というめまぐるしい生活が始まる矢先でした。 4月になり新生活を開始し、長女の入学式翌週には乳房全摘の手術をすることが気まっていました。 入院期間はほんの一週間ほどでしたが、環境の変わったばかりの娘二人を残し、母親が家を あけるということにもの凄い不安と申し訳なさを感じ、よるになると毎日涙していました。 無事に手術も終わり、普段はフルタイムで仕事をしているため、術後は仕事を休み一か月自宅療養。 気が付けば引越ししてから四か月がたっていましたが、はじめて「これが我が家かぁ~」と思えたひと時でした。 術後は療養といっても子どもたちがいるため思ったよりもゆっくりは出来ず、しかし、事前に考えられていた 動線や間取りであったため、案外ぼちぼちと家事をこなすことが出来ました。 今思うと、これが「住育の家」でなかったら、きっとすごく大変だったんだろうなと思います。
ようやく我が家を感じ、「住育の家」の効果を実感。
退院してから長女が「ママが入院している時に、あや(次女)のお弁当をパパが作ったんよー。」 と教えてくれました。お弁当など作ったことがなかった夫も一生懸命頑張ってくれていたようです。 また、普段は学童保育に行っている長女ですが、療養期間中は学校からまっすぐ帰ってきていたため、 キッチンに立っていると長女が嬉しそうな顔をして玄関から「ただいま」と入ってきて、 私も「おかえり」と言ってあげることができ、「あ、これって『住育の家』のコンセプト通りだ。」と 嬉しくなりました。 お陰さまで病気からも無事に回復し、仕事に復帰して現在に至ります。 仕事で疲れて帰ってきて、子どもたちに「外食しようよー。」と誘っても「家でご飯食べたい。」 というので頑張って作っています(苦笑)。そのおかげか、二人ともお手伝いも良くしてくれます。 長女のお友達が来るときは、ダイニングテーブルの上にランチョンマットを敷いたりして、テーブルセッティングをしてくれています。 一般的には、客間として開かずの部屋になりがちな和室も、我が家では一番使う部屋として 子どもたちは毎日畳の上で走り回っていますし、夜は家族四人、布団を敷いて川の字で寝ています。 部屋が散らかってくると、娘たちがゴミ袋をもって「お片付しよう!」と誘ってくれます(笑) 病気が見つかった時は戸惑いもありましたが、気学・家相・風水、全部みてもらっているのだから問題なし! 逆に早く見つかって良かった!と思えましたし、結果(病気のおかげとは言えませんが(笑)) うちの家族はいざというときに一つになれる仲良し家族だ!ということを確認できました。 ささやかなことだけれど「仲良し家族」というのは、子どもにとってはこれからの人生の土台作りには 欠かせないことであり、私たち夫婦にとっても大事にしていきたいテーマでもあります。 生活を初めて一年半「住育の家」の効果を実感でき、本当にありがたく思います。 今後の夢は、いつの日か「住育」について、この素敵な家をモデルに世の中の人たちへ家族仲良く住まうことの大切さを伝えてけるようになりたいと思っています。 最後に、せつ子先生には心より大感謝! そして、今後ともよろしくお願いします☆