我が家は、新築ではなくリフォームで外観は全くと言っていいくらい変化はなく、
家の大きさは変わってないのですが、間取りが変化したことでリフォーム前よりも
リフォーム後の方が広く感じるので不思議に思っています。
家が広く感じるので心にも開放感が生まれ、家がとても気持ちの良い、居心地の良い
空間となりました。
「住育の家」づくりは夢マップから始まり、宿題が多くて大変でしたが、完成後の
暮らしを快適に過ごすには、そして“仲良し家族へ変身”するにはなくてはならなかった
作業だったと思い、して良かったと完成後に暮らしてみて思います。
私は片付け下手というのか、片付けの仕方がわからず、物があふれていく一方な暮らし
をしていたのですが、たくさんの宿題をした事で片付けに対しての自分の弱点を自分で
発見し、せつ子先生にナビゲートして頂き、整理収納の勉強が出来たので、
完成後の暮らしでは自分で 整理収納を考える事が出来、その事が楽しく、自分が快適
に暮らすことへの意欲がわいてきました。
生活をしていると意見の違いから主人とケンカのような事になる事もありますが、
そのような時でも夢マップをしたことで自分達がどんな暮らしをしたいかがわかってい
るので、その原点へ戻り、修復出来ます。
私は今、ほとんど寝たきりの母の介護をしていますが、リフォーム工事中にお世話に
なっていた施設から、リフォーム前のオムツの段ボール箱で一杯だった部屋ではなく、
リフォーム後の整った家の部屋へ戻った時に、
母は「嬉しい!」とニコッと笑ってくれました。
そしてリハビリを兼ねて、空の見える吹抜けのあるLDKへ移動するとリハビリの調子
も上がったり、天井を見て「空が見える!」と喜んでくれました。
娘として本当に嬉しく涙が出てきました。
住育リフォーム後の我が家は嬉しい変化がいくつも生まれています。
家を建てる事がゴールではありません。「幸せな暮らし」がゴールです。とおっしゃら
れ住育の家づくりをされている宇津崎せつ子先生が設計して下さった家に住んでいる
と、せつ子先生が家という作品としてではなく・・私達の幸せを願って本当に心を込め
て設計してくださった事が伝わってきます。
悩みやストレスで心が一杯だった以前の暮らしを振り返ると、
せつ子先生と出会えたこと「住育」に出会えたことに感謝の出来る「住育の家」づくり
となりました。
せつ子先生、本当にありがとうございました。