≪Q-1≫「住育の家」プレゼンテーションはいかがでしたか?
図面を初お披露目していただき、真っ先に目に飛び込んできたのが、あきらめきっていた 庭がある(驚) 土地が広くなく、住宅メーカーのプランでは、敷地面積いっぱいに家を建て、駐車場や自転車置き場も十分に取れるかどうかのスペースの中にまさか、庭とウッドデッキと縁側まであるなんて。すごくびっくりしました。 そして、ゲンキンな考えが頭の中に浮かび、建築面積が減ったから、建築費と建物の固定資産税が、建てる時と将来にわたってかなり節約できる。お財布にとてもうれしいと心の中でにんまりしてしまいました。 肝心の家の間取りは?と図面をみると、見た目斬新ってわけでもなく、正直、初めは普通かなって感じでした。 けれど、プレゼンテーションを受けているうちに、自分たちがその図面の間取りの中にいて、生活している姿が見えてきました。単なる紙の図面から、生活している息づかいまで感じることができたのです。 それは、住宅メーカーと何回も打合せをした時には感じられない感覚でした。 ゆったりくつろいで楽しく暮らせるイメージが浮かんできて、説明を受けるほどに、じわじわと愛着がわいてきました。 さらに、くらしに心配がないように家のパワーアップにと、風水・家相も取り入れていてとても万全で安心。 自分たちが暮らしやすい生活がその図面の中にある。 図面の中の空間全てに意味があり、無駄がない。 将来の不安を感じない。 プレゼンテーションが終わるころには、これしかない、とても楽で住みやすそう、実際に早く住んでみたい、実感してみたいという思いになりました。 それは、かけがえのない自分たちの思いが詰まったオンリーワンの家が目の前に出てきたからだと思います。 漠然と形にならない私たちが思い描く「くらし」や「幸せ」を、せつ子さんは上手に引き出してくれ、間取りという図面で形にしてくれました。 「思い」を「形」に、幸せに続く架け橋をかけてくれたと思っています。 「この家で本当に大丈夫か」と思っていたのが、「この家なら本当に大丈夫!」に変わりました。 出会えたこと、設計してくれたこと、全てに感謝しています。
≪Q-2≫オリジナルの夢マップ・夢シートの作成はいかがでしたか?
これらを進めている過程で何か変化や気づいたことがあれば教えてください。
●生活の変化
夢マップなどに取り組んだことで、自分の思いに気づき、相手の思いを受け止め、家族全体の夢を描くことができました。お互いの目標が明確になり、お互いが未来に向かって同じ方向に進めているように感じます。 前は、些細なことで喧嘩をし、お互いがぶつかり合って、理解できないまま、モヤモヤを抱えて、話しを切り上げていたことが多かったような気がします。 今は、夢マップに書いた目標があるから、こうしたいと伝えると、衝突せずに、意外とスムーズにお互いにわかり、行動に移すことが多くなりました。
●家づくりを進めていての変化
暮らしやすい家を建てたいという「思い」で、住宅メーカーと設計の打合せが始まりましたが、求められるのは部屋の配置・広さ・部屋数などの「形」でした。どんな「形」が暮らしやすい家になるかがわかりませんでした。いろんな情報から条件を「コピペ」をし、住宅メーカーにも相談し図面もたくさん作ってもらい、お互い相当な努力をしましたが、心から納得のいくものができず、出口が見えない状況でした。 そんな中、せつ子さんに出会い、「その家でどんな暮らしをしたいか」を徹底的にこだわって、その家に住む人のことを考えて間取りをプランニングしてくれました。漠然とした形のない「思い」を引き出すツールとして「夢マップ」などが重要な役割だったと思います。そしてその「思い」を間取りという「形」にしてくれました。 住む人の行動やくせ、今の住まいの現状や、将来の夢、その人の思いまで、過去・現在・未来を見据え、せつ子さんの経験も合わせて、素敵な間取りができあがったのだと思います。 夢マップに取り組んだこと、せつ子さんに間取りプランをお願いしたことで、「どんな暮らしをしたいか」という「思い」と、間取りという「形」が明確になり、その後の住宅メーカーとの打合せもスムーズに行き、家づくりの軸ができてぶれなくなりました。
●どの様に書いたか 効果は
とりかかりは、夢マップの宿題をもらった日、京都から東京への帰りの新幹線で、ビールを飲みながら、どんどん考えなしに勢いづいて書いていきました。 その後は、考えようと身構えてペンを握ってと書くと1・2個で止まってしまうことが多かったです。 ぼーっとしているとき、寝る前、お風呂の中、晩酌中などなど、リラックスしているときの方が、いろいろ思いつきますね。 食事中に思いついたときに、付せんに書いて、こんなこと書いたよと相手に見せて和んだこともありました。 「90歳・100歳の誕生日に祝杯をあげよう。自分で歩いて、飲めるように元気で楽しく過ごそう。」50年以上も先の夢にお互いほっこりしたものです。 わがままいっぱい、夢いっぱいに 何も縛られることなく自分の希望・不満・体の不調・変えたいこと・感謝などなど書くことができました。 家づくりで、やりたいこと、頭の中に渦巻いていたものをすべて夢マップに書くことができて、モヤモヤしていたのが、とてもすっきりしました。 こんなことを考えていたのかと、お互いの考えがわかり新鮮でした。 そして、受けとめ、お互いに話し合い「家族」の夢、将来したいこと、今やりたいこと、直したいこと、生活方法、何をしたら心地いいか、考え方なんかを確認し「こんな家にしたい」を決めて、未来に生かせています。 家づくりと関係がないものが結構、どんな暮らしをしたいかということに直結していることに気が付きました。 体の不調を直したいとか、90歳・100歳の目標をあげたことで、将来、元気でいられるように、楽しくいられるようにと、今、健康に気を配り、なるべく笑って過ごすように気をつけるようにもなりました。 夢マップの効果はすごいな!と思っています。
≪Q-3≫『住育の家づくり』ご感想・ご意見なんでも結構です。
「のんびり ゆったり わくわく 仲良し 笑顔あふれて 幸せ感じる 世界で一番大好きなお家」 をテーマに家づくりをしました。 このテーマも、宿題であった「夢マップ」から思いを引き出し、気がつくことができました。 自分の思いに気が付くことって、なかなか難しいですが、テーマを決めてしまえば、生活をするのがとても楽です。未来に向かってレールが伸びていて、思い描いた未来や夢に向かって、後押ししてくれている気がします。 しかも、今の建てた家の中にその思いが組み込んで作ってあることに家自体も私たちを応援して後押ししてくれていると感じます。 その証拠に、住育の家に引っ越してから、いろいろ変化を感じます。
以前は、家事や生活に必要なことはできるだけやりたくない、いつでも手を抜きたい。まとめてやれるときにやればいい。やりっぱなし、食べっぱなし、脱ぎっぱなしの「ぱなし」や「放置」が日常でした。 やると決めて行った時には疲れ果ててしまって、もっと家事が嫌いになって、もっとやりたくないという気持ちが強くなり、悪いサイクルが生じていました。 今は、家事自体が、ちょっとやればすぐに結果がでるので、夫婦ともども、自分から進んでできるようになってきました。 驚きなのが、工夫して楽しんでやれるようになってきたことです。 どんどんバージョンアップしているいいサイクルができている気がします。 家事の動線がいいのと、収納場所が使いやすいところに決まっているのが大きいかなと思います。 ずぼらな性分は変わっていませんが、放置生活からすっきり生活へ大きくかわりました。
住み始めて、散らからず、しまいやすくて、使いやすいと日々感じながら暮していました。けれど、私の服だけが、疲れていると脱ぎ散らかってしまいます。「服塚」がいつも決まった所に出来てしまう(苦笑)。
前の家のときより規模と箇所は大幅に縮小しているし、いつものことなので慣れていたし(私は…)、片づけようと思うとすぐ片づくので、住育の家でよかったと思っていました。
ふと、そもそも原因は何かと考えたとき、収納プラン通りに収納していないということに気が付きました(汗)。
収納プラン通りにすることで、その後は脱ぎっぱなしの「服塚」がお目見えすることはなくなりました。
そして、それを片づける時間と気力を使うことも、放置が目についてもできない自分がいやになることもなくなり、部屋も見た目がすっきり保て快適に過ごせるようになりました。
夫婦2人で「収納プランはよく考えて意味があって作ってあるんだなぁ」と改めて思い、絶大な効果があることをしみじみと実感・感心したものです。
住宅メーカーと打合せをしたときにできた図面は、「この家で本当に大丈夫か」と思っていました。
住んでみてからこんなはずじゃなかったと気が付くのではとか、将来子育てや老後に不便はないかとか、答えが見つからず不安でした。そこで京都に行きせつ子さんに相談し、間取りを考えてくれることになったのですが、考えてくれた間取りは、住むことと将来の不安を感じない間取りでした。自分たちの思いを引き出し、将来の子育て・老後・介護もしやすく設計に組み入れて、さらに、風水・家相も見てくれていて、万全で安心。
「この家なら本当に大丈夫!幸せに暮せる!」に変わりました。
そして、実際に住んでみて何も不便に感じない、不満や不安がなく住み心地よく暮らせています。
シンプルで無駄のない造りなのに、将来のことまで見据えて変更できる可能性を内包して作っている柔軟な要素があり安心感があります。無駄がないのに、のびしろのある不思議なお家です。
私たち夫婦2人は、共働きで昼間は仕事に出ています。
不思議なことで、仕事が効率的にできて、より成果も上がるようになりました。
2人ともですが、職場のデスク周りが以前は煩雑だったのが、今ではすっきり。
合わせて、仕事で遅く帰ることが格段に減りました。私は30分から1時間位、夫は平均1時間半程帰宅時間が早くなりました。
何が大事で力をいれるべきかわかるようになって、無駄な労力をかけなくてすむようになったからかな、と勝手に思っています。
あとは、早く帰ってきたい、くつろげて疲れが取れる家になったからかな。
楽しく会話ができる時間が大幅に増えましたし、前よりも、人の気持ちを考える余裕ができ、わかるようになった気がします。
人生で何が大事か考える機会があったことで、取捨選択がうまくなったからかもしれません。
家づくりすることで、自分の思いを洗い出して、お互いの思いを共有して、そのうえで夫婦お互いのにとっての幸せや夢、今後できる家族のことも合わせてたくさん考え話せました。
私たち家族の幸せは何なのか?こんな家にするぞ!ベストテンにまとめることができ、いまでも家の一番目立つところに張り出してあります。
家に落とし込んで生活に根ざしていくことが大事で、それができるのが住育の家なのだなと思いました。そして、その将来の夢をのせた家が、今の私たちを後押しして引き上げてくれ助けてくれているように感じます。例えば、健康で長生きして楽しく過ごしたいという夢があり、今、日々笑って過ごそうとか、健康に気をつけた食事や無理のない生活をしようとか気をつかうようになりました。
何が幸せと感じるか、何が夢なのか、そのためにどういう行動をするのか、この機会がなかったら、お互い共有することも、考えることもなかったと思います。
思いや夢や幸せを考えて作った家は、私たちのかけがえのない大好きな家となっています。なによりも、そこに住む自分や家族が大切にいとおしく感じ暮らせています。
家やマンションを購入する予定がある方は、「間取り」を自由に設定できるプランが、金銭的にも・将来的にも絶対的にお勧めです。自分たちの暮らしやすさを反映できるからです。それは何十年とつづくものだから。
注文住宅は高くて手が出ないと先入観の有るかたは、是非比べてみるだけでも価値があると思います。
私たちも、建売と注文住宅と比べてみましたが、意外にも同じくらいの価格でした。
建売は、売れるまでの土地費用・建築費などのもろもろの費用を販売側が負担することや、広告宣伝費や人件費が意外とかかっているから。
注文住宅の方が建築素材などのグレードがよく、間取りも決められるため、断然、注文住宅がいいと思い、注文住宅に決めました。
あと、住宅メーカーに設計士はいましたが、別にせつ子さんに設計を頼むことにしました。
自分たちにあった暮らしやすい間取りをつくれる設計士に頼むことは、後々考えると、幸せになるために必要な確実に返ってくる投資だと思ったからです。
せつ子さんに頼んだことで、結果的に住宅メーカーが設定した建て坪面積より小さく、機能的に使いやすい間取りになったので、建築費等をかなり抑えることができました。
注文住宅は、一生に一度のことだからと、オプションでついついいろいろつけてしまいたくなります。私たちの暮らしにあわせて本当に必要なものと無駄な物のアドバイスももらえたので、無駄な予算を使わずに、節約もできました。
世の中に、家をつくるための情報は数多くあります。けれども、夢や幸せなどの「思い」を、家という「形」にする情報はとても少ない。さらにそれができる人に出会えることはまれだと思います。
それが、たまたま何年も前にテレビで見た「住育」の言葉を覚えていたことで、せつ子さんと出会えました。
設計を請け負った家族の人生を背負う覚悟と真剣さ、人の思いを引き出して家という形にする技術、将来にわたる安心感を与えてくれる、建築士というよりもお姉さんのように気持ちに寄り添ってくれ、いろいろな相談も気軽にできる人。
せつ子さんのおかげで、とても幸せを感じる世界で一つだけの大好きな家を作ることができました。
私たちはたまたま「住育」という言葉を知っていたおかげで、幸せを感じる世界で一番大好きな家に住むことができています。あのとき知らなかったらどうしていたのだろうと思うと・・・。
家を建てる・建てないにかかわらず、幸せに暮したいと思っているすべての家族の方に「住育」という言葉を知っていてほしいと切実に思います。
「住育」を知っていることで、日々の暮らしの彩りを豊かにしてくれるきっかけとなるからです。
せつ子さんのホームページにある、エチカの鏡の映像を見たり、ホームページを読んだり、住育の講座を受けてみるのはお勧めです。
あとぜひおすすめしたいのが、「相談をすること」です。
住宅のことで、片づかないとか、いらいらするとか、ホッとできないとか、家事とかで子供に目がいかないとか、困ったことや、ちょっとした不安でも、せつ子さんや信頼できる専門家に相談してみるのがいいと思います。
一番相談をした方がいいのは家を建てたり、購入を考えているとき。
買ってから、建ててからだと、できることが大幅に限られます。
いい相談相手がいるだけで、人生の選択肢の幅がひろがり、いい選択ができます。
人生が変わることもあると思います。
私たちも東京から京都のせつ子さんのところへ相談にいきました。気持ちに寄り添ったアドバイスをくれましたし、プランを押し付けるようなことは一切ありませんでしたし、気持ちがとても晴れました。問題がとても整理されて何に取り組めばいいかはっきりわかり、頭の中がクリアーになりました。
そして、最高で素敵な世界で一番大好きな家を作ることができ、幸せを感じて暮らせているのですから。
人それぞれの最高があるので、家を建てる・建てないにかかわらず、今ある家でも、ぜひ思いをのせた家を工夫して、時には信頼できる専門家と相談してつくりあげることで、幸せを感じて日々過ごしてほしいなと切に願います。