大阪のA様邸『住育の家』二階に上がると
南の太陽サンサン気持ちのいいLDK空間となっています
大阪『住育の家』2階LDK♪
キャリアウーマンの素敵なA様はお友達を招いてホームパーティを
されることが多いので何人でもコミュニケーションがとれるよう
開放的なLDKとなりました
ペンダントライトの下にはお客様のお手持ちのダイニングテーブルとイスを設置します。
北側にあるキッチンですが・・南にあるかさ上げした畳スペースのリビングからの明るい光を感じながらどこにいる人ともコミュニケーションをとりながら
オープンキッチンを囲んでおいしい料理が楽しくできそうです
そして限られた空間を有効に快適に使う大きなポイントの1つが収納です
こちらがキッチンの後方の壁面につくった造り付け家具
そして、こちらがキッチンの横の壁面につくった造り付け家具
ただのキッチン収納、ただのダイニング収納というわけではなく
限られた壁面の収納に何役もの役割があるのです
収納のプランをするにあたり、お客様の持ち物を全て調査しA様の生活の癖や習慣・家の中での動線や、持ち物の使用頻度など色んなことを考慮して大きくゾーン分けをすることからスタートします
●家電収納ゾーン
●食器収納ゾーン
●食品庫・ストックゾーン
●書斎兼家事作業パソコンゾーン
●リビングゾーン
●爪切りや常備薬など細々した日用品ゾーン
●シーズンオフ収納ゾーン
●掃除用具ゾーン
といった具合にそこに暮らす人の動きや行動にあわせてそこからお客様の動きや将来の姿までをもイメージしながらお客様と二人三脚で打ち合わせを重ねていき形になるのです
簡単にこちらのお宅のゾーン分けをご紹介しますね
一番左端のゾーンはアイロンやPCをしたり家事作業ゾーンです。
家事作業の途中のものが、多少出しっぱなしになっていてもOKのコーナーとして
奥のリビングからも少し死角になる位置に計画してます
ここにもこのようなポケットが
その日の新聞や郵便物やリモコンなどの指定席です
ダイニングテーブルやカウンターなどにポンとすぐ何でも置いてしまう癖がある方はその近くにこのような取り合えず書類置き指定席を作ればいいのです
昔のブログでも書いておりますが【⇒ ☆ 】
暮らす人の家の中での動き、動線にあわせて持ち物の指定席を決めていくだけで随分変わってきますのでぜひ参考にしてみてくださいね
http://madori-plan.com/blog/shuno_blog/step2.html
そして古新聞のストックなど多目的ワゴン
その横の乳白ガラス扉はリビングゾーン
その下の引き出しは入れるものの高さに合わせて寸法を決めてつくった日用品ゾーンその奥は食品庫・ストックゾーン
そして一番奥の細長い開きの中は掃除用具ゾーンとして
家事、掃除用品収納ゾーン
扉の中は掃除機も片づけやすく引っ張りだせるよう台輪はなしです。
そして細長い棚にアイロン台、その横にアイロン収納となっています。
キッチン収納バージョンで昔のブログでもかいておりますのでご参考にしてくださいね ⇒ ☆ ☆
http://madori-plan.com/blog/shuno_blog/hikidashisyuunou.html
http://madori-plan.com/blog/shuno_blog/kitchensyunou.html
開放的なダイニングキッチンと続くリビングがこちら
堀こたつとなっています。
南面で1番暖かく日の当たる場所で・・・
1日中、家におられる70代のお母様にとっても
最高に心地いい空間となるでしょう
リビングのみ高さを上げていることでベンチ変わりにもなり・・・
キッチンに立っている人とも常にコミュニケーションがとれます
今は亡きA様のお父様が建てられた以前の家を解体する際に古いお家から
1つ欄間を残しておきました。
A様の育たれた昔の家でのご家族の思い出として取っておいたその欄間を
今回この和室リビング左の壁面の上にをはめ込むように計画しています
そしてその下にお父様のお仏壇を置いて頂く予定です。
カーテンもA様親子さんとこだわって選んだこちらのウィリアム・モリス
とても癒されます
建坪10.8坪、間口2間という限られたスペースのため階段のホールやドアはありませんが このようにロールスクリーンを下すことでスッキリ
きちんと現場をまわしてくれたY氏との記念写真
本当に心から感謝してます
行程通り、とてもスムーズに現場を進めて頂き
いい職人さん、いい大工さん達とのいい連携、いい関係・・
とても気持ちがよかったです
今週末、ついに完成お引渡しですが・・・
A様の暮らしが具体的にイメージできてワクワクしています
それぞれのお客様ご家族のそれぞれの『住育の家』
そこで家族の絆も強まり家と共に成長されながら・・・
日々の暮らしを心豊かにハッピーに楽しんでいただける事が、心を込めて設計監理をさせて頂いた私にとっての1番の幸せです
今日から12月ですね音譜
毎月1日の恒例朝一番に今年最後となる伏見稲荷への参拝に
今年1年の感謝を込めて行って来ました
2010年ラスト1ヶ月笑顔いっぱい最高にハッピーな1ヶ月に。。。